STシリーズは、鉄道・電力・官庁分野・施設(工場・ビル)における社会の通信インフラ環境に、安定性と信頼性を提供するために設計された産業用ネットワーク機器です。一般的なオフィス用スイッチングハブと異なり、過酷な環境条件でも長期間、重要な役割を果たします。
高度化する産業用ネットワークのニーズに応えつつ、長期安定供給、5年間の無償修理対応、その他サポートサービスにてお客様に導入メリットを提供し、トータルコストの低減を実現します。
Solutionソリューション
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IP Frame Switching
「IP Frame Switching」はL2スイッチの機能を有しつつ、より高度な機能を搭載させたスイッチングハブです。 レイヤ2スイッチにスタティックルーティング機能を搭載することにより、レイヤ3スイッチのような機能を一部使用できます。
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CNMS® 集中管理ネットワークシステム
「CNMS」は運用管理の負荷低減を実現させる、新しい弊社ネットワークソリューションです。 レイヤ2スイッチをIPアドレス設定なしで運用することができ、運用管理の負荷低減を可能にします。 センタースイッチによる集中管理が可能で、負荷・コストを低減します。
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MACアドレス認証
MACアドレス認証は、個々のハードウェアへ一意に割り当てられたMACアドレス情報を元に通信の許可・禁止を判定する認証方式です。クライアントのMACアドレス情報はユーザー名およびユーザパスワードとしてRADIUSサーバに登録します。クライアントが通信を開始した際に、認証スイッチとRADIUSサーバ間で認証を完結するので、ネットワーク通信を行う全てのデバイスを認証の対象とできます。認証のための専用ソフトウェアは不要です。不特定多数のクライアントからアクセス要求があるネットワークのセキュリティレベル向上に適した機能です。
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MACアドレスエントリ
MACアドレスエントリは、スイッチ内部にクライアントのMACアドレス情報を登録し、登録されたMACアドレス情報を元に通信の許可・禁止を判定します。登録できるMACアドレス数は、ポート毎に最大2つです。MACアドレスの登録作業を容易にするため、最初にデータ通信を開始したクライアントと、2番目にデータ通信を開始したクライアントを自動的に登録することも可能です。RADIUSサーバの管理は避けたいが、クライアントに対する通信の許可・禁止は管理したいという場合に、ネットワークエッジ(末端)へ接続できるクライアントを制限することができます。