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IP Frame Switching
「IP Frame Switching」はL2スイッチの機能を有しつつ、より高度な機能を搭載させたスイッチングハブです。 レイヤ2スイッチにスタティックルーティング機能を搭載することにより、レイヤ3スイッチのような機能を一部使用できます。
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CNMS® 集中管理ネットワークシステム
「CNMS」は運用管理の負荷低減を実現させる、新しい弊社ネットワークソリューションです。 レイヤ2スイッチをIPアドレス設定なしで運用することができ、運用管理の負荷低減を可能にします。 センタースイッチによる集中管理が可能で、負荷・コストを低減します。
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MACアドレス認証
MACアドレス認証は、個々のハードウェアへ一意に割り当てられたMACアドレス情報を元に通信の許可・禁止を判定する認証方式です。クライアントのMACアドレス情報はユーザー名およびユーザパスワードとしてRADIUSサーバに登録します。クライアントが通信を開始した際に、認証スイッチとRADIUSサーバ間で認証を完結するので、ネットワーク通信を行う全てのデバイスを認証の対象とできます。認証のための専用ソフトウェアは不要です。不特定多数のクライアントからアクセス要求があるネットワークのセキュリティレベル向上に適した機能です。
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MACアドレスエントリ
MACアドレスエントリは、スイッチ内部にクライアントのMACアドレス情報を登録し、登録されたMACアドレス情報を元に通信の許可・禁止を判定します。登録できるMACアドレス数は、ポート毎に最大2つです。MACアドレスの登録作業を容易にするため、最初にデータ通信を開始したクライアントと、2番目にデータ通信を開始したクライアントを自動的に登録することも可能です。RADIUSサーバの管理は避けたいが、クライアントに対する通信の許可・禁止は管理したいという場合に、ネットワークエッジ(末端)へ接続できるクライアントを制限することができます。
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SYSLOG機能
SYSLOGは、IPネットワーク上でログメッセージを転送するために規格化されたクライアント/サーバ型の通信方式です。当社の製品は、発生したイベントをスイッチ内部に記録します。また、SYSLOG機能により外部サーバへログメッセージを送信して、装置へのアクセス情報、設定変更の有無、MACアドレス認証の結果、MACエントリの制御結果、SNMPトラップ情報およびポートエラーカウンタの情報を記録できます。MACアドレス認証機能と併用することで、不正アクセスの発生状況を管理できます。
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NTP機能
NTP(Network Time Protocol)は、システムクロックの時刻補正・同期機能です。外部のタイムサーバに同期することでシステムクロックを補正します。タイムサーバを使用しない場合は、手動で時刻を設定することも可能です。SYSLOG機能と併用することで、出力ログにあるイベントの発生時刻(他機器との相関関係)が正確に把握でき、システムの管理レベルを向上できます。
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装置自己監視機能(WDT)
装置自己監視機能は、装置内部の主要デバイスが正常に動作していることを監視する機能です。異常を検知した場合は、異常状態から復旧するために、自動的に装置をリセットします。装置自己監視機能は、CPUが停止したときでも異常を検知するフェールセーフ設計になっています。路側カメラなどの無人設備で発生した軽微なシステム異常は自動的に復旧するので、設備保全作業の省力化が可能です。
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接点入出力機能
装置の状態異常(内部温度、内部電源電圧および、WDT動作)を、接点出力により外部へ知らせることが可能です。警告灯や表示板と連携することでシステム管理者以外でも、視覚的に装置異常を監視できるようになります。接点信号とイーサネットの変換機能により、接点入出力をイーサネットで中継し、数キロ離れた拠点間のI/O装置を接続することが可能です。 注意:接点信号とイーサネットの変換機能は現在準備中の機能です。
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高速経路切り替え機能(HSS/MHSS)
HSSは、弊社独自仕様のループ制御機能で、ループ内の経路が切断された時、500msec以下で高速に経路切り替えを実施します。MHSSは1台の装置に複数のHSSループを構成し、ループ毎の制御を可能とする機能です。モード切り替えにより既設のL3SW配下にMHSSループを構成することが可能です。
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PRP
ネットワークを冗長化する機能です。既存のネットワークを容易に二重化することができます。
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HSR
リングネットワークを構築する機能です。 RB304同士あるいはHSR対応の装置と組み合わせることで、ノンブロッキングのリングネットワークを構築することができます。