SYSLOG機能
SYSLOGは、IPネットワーク上でログメッセージを転送するために規格化されたクライアント/サーバ型の通信方式です。当社の製品は、発生したイベントをスイッチ内部に記録します。また、SYSLOG機能により外部サーバへログメッセージを送信して、装置へのアクセス情報、設定変更の有無、MACアドレス認証の結果、MACエントリの制御結果、SNMPトラップ情報およびポートエラーカウンタの情報を記録できます。MACアドレス認証機能と併用することで、不正アクセスの発生状況を管理できます。

- 1.端末(ネットワーク機器)がデータ送信を開始(端末接続ポートは、通信を遮断した状態)
- 2.ST13116Mが端末からのデータを受信し、その送信元MACアドレスをユーザ名、ユーザパスワードとしたRADIUSアクセス要求フレームを生成し、RADIUSサーバへ送信
- 3.RADIUSサーバがユーザ登録情報を基に認証の拒否と成功を判断
- 4.送信元MACアドレスが登録されていないので、RADIUSアクセス拒否フレームを返信
- 5.RADIUSアクセス拒否フレームを受け、端末接続ポートは、開かれることなく遮断状態
- 6.認証に失敗したことをSYSLOGサーバに通知(SYSLOGサーバで記録され、不正アクセスの発生状況が確認可能)